英語を短期に習いたい海外赴任者

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「接頭辞」「語幹」「接尾辞」で丸暗記を避ける英単語

どうしても覚えられない英単語というものがあります。
何故なのか理由がわからないのですが、脳内に定着しないんです。
私は数学や物理などのような、公式ひつとでいくらでも問題が解けていくような教科は苦手でした。
それよりも社会や英語といったような、たくさんのことを覚えれば済むような教科の方が得意でした。
受験英語で偏差値を上げなければ苦手科目をカバーできないという思いで英単語を覚えていました。
ですから基本的には、英単語は「気合」と「反復」で暗記するものだと考えてきました。
私たちの世代よりも1つ上の世代の英単語の勉強法は、「赤尾の豆単」で「a」から「z」までを暗記するものでした。
ネット通販で検索してみると、今でもプレミアムセットなるものがアマゾンで売られていて、驚いています。
私が受験生だった高校3年生の時に愛用していた英単語集は、「試験に出る英単語」というものでした。
でるたんと呼ばれていて、試験に出る順番を最優先して編集されたもので、合理的な英単語集でした。
著者の森一郎は、「丸暗記はナンセンスだ。」というコンセプトで、「でるたん」を編集していました。
具体例を挙げると、「company」は「com」「pan」「y」で分類されます。
接頭辞「com」は「一緒に」の意味で、「pan」は食べるパンの意味で、接尾辞「y」は名詞を作ります。
つまり「一緒にパンを食べる」→「同じテーブルに座る同席」→「仲間」→「会社」となるんです。
漢字で言えば「へん」と「つくり」に分類すれば、丸暗記というナンセンスな覚え方から解放されるというものです。
丸暗記には意味がないことを、「でるたん」は言っているのではないかと思います。
これもアマゾンの中古で1円から販売されていますが、万一購入したらどんな古いのが来るのか楽しみでしょうねえ。
出る順、という概念は、現在では、旺文社のTにつながっています。
ですが私は結局は、繰り返すことによって慣れて暗記をするのが、普通の英語学習だと思っています。